英語を勉強して5年が経った。始めたばかりのときはこんなに続くなって想像もしてなかった。
文法も、単語も、何もかもわからなくて何度も「もう無理。こんなんじゃ、一生話せるようにならないでしょ…」と思って挫折しそうになった。
でもそんな時にいつも続けるきっかけになったのが”だれか“の存在だった。
それはオンライン英会話だけじゃなくて、YouTubeの動画だったり、留学での出会いだったときもある。
いつでもそこには”だれか“がいて、その人の言葉やに勇気づけられてきた。
正直3日坊主で、ダイエットも宣言した次の日に何食わぬ顔でケーキを食べてビールを飲んでいるようなタイプだったけど英語だけは続けてこれた。
そしてもう一生辞めないことだし、辞められない理由がある。
努力して手に入れたものは簡単には崩れない

なんでもそうだけど、努力して手に入れたものは簡単には手放せない。ここまで頑張ってきたことを自分自身がよくわかってて「これまでの時間を無駄にしたくない!」と思うから。
逆に言うと、簡単に手に入れたものやお金はすぐに消耗できるし、すぐに無くなる。
それだから逆に長く積み上げてきた思い出のある「英語」は続けられる。
昨日の自分よりも「マシな自分」を今日目指せば少なくとも「小さな一歩」は踏み出せる。
そうやって積み重ねたら、辛いことがあっても、どうにかして続けたいきもちになれる。
大切なのは「日々の小さな努力」を積み重ねて「継続できた自分」を誇りに思うこと。
言語といっしょに成長した自分のメンタル

英語を話せるようになるには何度も「英語をはなす恐怖」「間違える恐怖」に出くわすとおもう。
そのたびに勇気を振り絞って、汗かいて、悔しい思いしたり、うれしくなったり色々な感情をいっしょに成長して前に進んでいく。
言語だけじゃなくてメンタルも自然と強化されていくから、もうどんどん楽しくなるし、結果「辞めたい!」っていうメンタルには戻らなくなるんだよね。
出会いが増えて人生が変わる

日本で暮らしている人は少なくともわたしたちと似たような価値観だったり、考え方を持っている人が多い。それでも一歩日本から出れば「一ミリも理解できない」と思うような価値観に出会う。
そして、「あれ?こんな世界もあるんだ?」「自分が見てきた世界はただの一部でしかなかった」ということに気づけるようになる。
いろんな人に出会い、刺激を受けて、自分の価値観や固定観念も少しずつやわらいできて、「なんだか世界がもっと楽しい場所だった」ということに気づけるようになる。
これだから英語はやめられない「一生の友達」

わたしにはフィリピン人の親友がいる。彼女との出会いが人生を変えたといっても過言じゃないくらい、今では大きな存在になった。
英語の勉強をはじめてなかったらきっと今の自分はいなくて、彼女から学んだ「自分のきもちを大切にする」ことも学べてなかっただろうなと思う。
結局英語を学ぶ理由は、いつでも人だった。
人とのつながりにある価値を見出すものが英語。英語は可能性無限大なんだ。
だからこれからも英語話せなくて落ち込んだり、悔しくなったり、新しい単語覚えて嬉しくなったり、なんだか急にやる気出たり、そうやってこの英語学習の「過程」を一生楽しもうと思う。