私はシングルマザーで現在10歳になる娘がいます。
セブ島へ引っ越したのは、娘が8才で小学2年生の時でした。
セブ島に引っ越す前は1年間英会話教室に通っていましたが、ほとんど話せるようにはならず、単語が少し分かるくらいで楽しく英語を学んでいるようには見えませんでした。
そこで私は、まず第一歩としてセブ島に親子留学に1ヶ月行くことにしました。
その時の記事はこちらから。
1ヶ月ではもちろん話せるようにはなりませんでしたが、セブ島での生活が今まで経験したことのない、この瞬間を生きてる!という雰囲気でそれがどうしても忘れられず、帰国してからも2回旅行でいくほどハマっていました。
(写真はトップスというセブ島を一望できる観光地)
セブ島の雰囲気や人の暖かさ、ショッピングモールで流れる英語の放送、店員さんが英語で話しかけてくる環境。そして物価の安さ。
こんなところでいつか生活出来たらいいな〜と思っていました。
初めは引っ越す予定もなくいつも通りの生活をする日々。
留学から1年後、日々の生活や介護士という仕事に疲れを感じ、心機一転、引越しを計画をしていました。
初めは都会な東京にいけば外国人もたくさんいるしいいだろうなとか、大阪にも行ってみたいなとか、とくに目的もなくそんな事を考えていました。
でも、そこで思ったんです。
あ、セブ島行きたい!と。直感でそう思いました。
セブ島へお引越し
私は決めたら即行動タイプなので移住を決めた2ヶ月後にはもうセブ島に引っ越していました。手続きなどは下記リンクに記載しています。
引っ越してからは正直言って、ものすごく大変でした(笑)
家も、仕事も、娘の学校も決まっていない状態で引っ越したので。
セブ島での波乱万丈生活はこちらの記事で読めます。
それから娘を現地の小学校へ。
ここから娘の英語力がぐーんと伸びる事になります。まず入学前の初めのテストの点数はこれくらいでした。
テスト中は先生が教えてくれる場面もあったようで、本当はもっと悪かったと思います。
英語でコミュニケーションはうまく取れず、挨拶、単語でなんとか会話している様子でした。
はじめは私も心配しましたが、1ヶ月くらい経ったある日娘が私に
I played tag with my friends today! (今日友達と鬼ごっこしたよ)
と文章でいきなり話し始めたんです。
たったの1ヶ月で。
急にこんなに話せるようになるとは・・・本当にびっくりしました。
1ヶ月でも、毎日朝から夕方まで英語を聞いて、なにか伝えたいことがあっても英語でしか伝わらない。そんな環境と娘の努力の成果です。
英語が伝わらない悔しさ
当時8才の娘も、初めは大変だったよと言っていました。
お腹が痛くて、保健室で先生にみてもらった時のことです。先生が「ここがいたい?ここ?ここ?どんな感じ?」と英語で聞いてきたそうです。
娘は吐きそうで、調子悪いからちょっと寝たい、無理ならママを呼んで早退したいと言いたかったみたいですが、言えずに結局学校で過ごし、かなり悔しい思いをしたと泣いて帰ってきたこともありました。
娘の努力の成果
英語を話すしかない環境も大切ですが、それよりも娘は負けず嫌いで自分だけが分からないことが嫌だったようで、みんなについていけるように必死に勉強をしていました。
2ヶ月後には、英語で学ぶ理科、社会、算数にもついていけるようになり、私の知らない単語も教えてくれるようになりました。
友達もたくさん出来て、友達の英語をマネして喋っている様子も見られました。
やっぱり大人が無理に教えるよりも、そういう環境を与え、その中で子供自身が考え、葛藤し、楽しんで、悩んで、感動して、自分で覚えていくものなんだ。ということを私も親として学びました。
私も娘と同じ時期に英語を始めたのですが、この時は娘の英語力の方が上だったように感じます(笑泣)
それくらいの急成長を感じました。
親がこどものためにできる事
生活していく中で娘の英語の成長は、止まる事なく、どんどん伸びました。
その中で親ができる事は、生活のサポートとメンタルケアくらいです。
やはり普通の国内の転校とは違い、文化、言語、関わる人、気候、何から何まで新しいのでストレスもたまります。
英語は学校に任せ、家ではとにかく楽しい時間を過ごして話を聞いてあげることがベストです。
9ヶ月間の集大成
結果1ヶ月で短い文章で話しはじめ、9ヶ月目の日本帰国の頃には日常英会話はもう余裕で話していました。
2ヶ月目ではここまで話せるようになっています。
私は今回のプチセブ島移住について娘の英語力がのびた理由は娘の性格にもあるな〜と思いました。
・人と話す事がだいすきでおしゃべり
・負けず嫌いでくやしさをバネに努力するタイプ
子供によってもっと早く習得出来たり、少し時間がかかってしまったりペースはバラバラだと思います。
親はとにかく”見守る”に徹底して心のケアをしてあげることで、セブ島で楽しく英語が学べます。
小学校についての詳しい記事はこちらから。
9ヶ月でバイリンガルになった娘は、日本帰国後もネイティブキャンプのオンライン英会話を毎日続けています。
おまけ:親の英語力はどうなのか
親の英語力はあがるのか?という疑問もあるかと思います。
正直に話すと、私は日本人とはほぼ関わらず、フィリピン人の友達と9ヶ月間、週2~3で遊び、仕事でもフィリピン人と関わるように努力して、英語力が少し伸びました。
話せない状態から、言いたいことは言えるけど難しいことは分からないという日常英会話レベルです。
日本人はたくさんセブ島に住んでいますが、正直、仕事しなかったり、どこにもでかけない限りは英語力を伸ばせる機会はない。と言っていました。
海外に数年住んでいても、英語を話せない人もたくさん世界にはいます。
子供と違い学校がない大人は、仕事をしてフィリピン人と働くか、モールで店員さんに話しかけたり、自分からアウトプットしにいかない限りは伸びないかと思います。
ちょっとシビアだけどこれが現実だった(笑)
でもたくさん英語を話す機会はあるので是非、挑戦してほしいです。毎日が新鮮で、刺激のある素敵な日々でした。
セブ島生活9ヶ月:まとめ
セブ島生活9ヶ月はあっという間で、過ぎてしまえば本当に一瞬でした。ですが今でも鮮明に思い出せるくらい凄くいい経験になりました。
「次はどこに行こうかな〜?」なんて娘と話しながら今は日本で暮らしていますが、英語が話せなかったら娘は今、
カナダのスケボーパークに行きたい!とか
フランスでフランスパン食べたい!とか
そんな言葉は簡単に出て来ないと思います。
英語が話せるようになって世界を身近に感じているんです。
そうやって自分の好きな事や可能性をどんどん伸ばしていってほしいです。
セブ島での生活費まとめ↓
英語力の伸び方動画↓
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