「自分のすきなように、自然に振る舞いたい」
「こどもの頃のように周りを気にせずに全力で行動したい」
こんな気持ちを心に抱えながらも、大人になるにつれて世間の目や、周りからのプレッシャーで自分という存在が小さくなっていくのを感じていた。
「私って何がすきで、どんなときに幸せって感じるんだろう?」
そんなことも分からなくなるほど、私の心は麻痺していたんだと25歳の冬、セブ島に初めて行った時に気づいた。
Background

3姉妹の長女として生まれ、貧乏な家庭で育った私。幼少期は親からの虐待、ギャンブル依存の父の顔色をうかがいながら過ごし、自己肯定感はかなり低かったと思う。(現在は離婚)
怒られながらも好奇心は旺盛で、やりたいと思ったことをすぐにやることに幸せを感じてた。山登り、秘密基地づくり、そのへんの草とかも食べてた(笑)
学生時代はいい友達に恵まれたけど、勉強は大嫌いでいつも最下位から数えた方が早い順位だった。なにに対しても一生懸命になることもなく何となく過ごしてた。
「どうせ頑張っても何にもなれない、どうせ頑張っても自分には何も無いから」そんな風に心の奥底でいつも思ってた。
Giving Birth

18才で妊娠し、妊娠中は工場、コンビニなどで臨月まで働いて19才でシングルマザーになった。出産は緊急帝王切開で親も間に合わずにひとりで産んだ。
生後6ヶ月になった娘を預けて、工場勤務に。とくに変わり映えもない毎日で必死で働いた。パチンコ屋、スナック、事務、介護士、10種類以上のいろんな仕事を経験して、少しでも毎日を新しくてたのしい時間にしたかった。
趣味はなく、表面上は笑ってても心の奥底で「これが楽しい!この時間がだいすき!」ということもなく、なんとなく遊んで、飲みに行って、なんとなく時間が過ぎていく。
そんな私が自分に自信を取り戻し始めたのは、英語の勉強をはじめて、地元を離れてセブ島に親子留学に行ってから。
心の中で本当に自分が求めていた感情や、やりたかったことが見つかった気がした。
Study abroad

セブ島で出会った1人の先生、今の親友が私の人生を変えてくれた。いや、私自身の行動の結果でもあるけど、私に「もっと自分らしく生きていい、 always follow your heart.」という言葉をはじめて教えてくれた先生。
今は有名なスティーブ・ジョブズの言葉として知ってるけど、私が初めて友達から聞いて、響いた言葉はこの言葉だった。
自分の心に従って生きることは、言葉では簡単に言えても難しい。
親子留学も危険だとか、やめた方がいいとか、否定されたこともあったけど、心の声に従った。
自分の人生は自分で作る。
この気持ちを大切にしていかないと、次第に「自分の人生にとって価値のあるものは何か」ということがわからなくなっていまうから。
悲しいなら、泣けばいい
むかつくなら、怒ればいい
嫌なら拒否すればいい
こんな単純なことすら感情に蓋をして表現できなくなっていたんだと、留学最後の日に帰りたくないと号泣したあのとき、気付いた。
弱いところを見せるのは苦手
だからこそ周りには、英語話せてすごい!英会話運営しててすごい!移住してすごい!ってすごい部分がとくに写っているとおもうけど、もちろんたくさん乗り越えてきてる
でもひとつ言えるのは、失敗しても、悲しい思いしても、自分の心に従って選んだ道であれば、後悔はしない。
“自分で決める”それが大切。
Summary

英語の勉強でもそうで、あの人が言ってたからこれが正しいではなく、自分で試してみて、この勉強法は自分に合ってるなと感じた方法で続けていくことが大切だと気付いた。
それは人それぞれ、得意不得意があるし、性格も違うから。
「自分で選ぶ」ということ、「Always follow your heart.」という言葉を大切にしてこれからも生きていく。
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自分の人生を変えた英語学習や、親子留学についての経験を発信することが、だれかのあたらしい挑戦に繋がったらいいなと思って発信しています。
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その思いを後押しするような内容をブログや、SNS、YouTubeで発信していきます。

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小学5年生のいろはです!英検準2級が受かったので次は2級に向けて頑張っています!