2018年1月に人生初の親子留学をしました。
その時のセブ島での様子や、留学を決めた理由をお伝えします!
- 留学費用
- 留学前の英語力
- 留学後の英語力
- 授業内容
この記事は実際の親子留学の経験を元に書いています。
これから留学される方や、留学を考えている方の参考になれば幸いです。

プロフィール

名前 | HITOMI / IROHA |
親子留学期間 | 1ヶ月 |
留学時の年齢 | 26歳 / 7歳 (小1) |
留学先 | フィリピン・セブ島 |
留学費用 | 50万円 |
現地生活費 | 10万円 |
航空券 | 10万円 |
当時の職種 | 介護士 |
自己紹介(2019/10/15現在)
こんにちは!現在、小学3年生の娘を育てるシングルマザーのひとみです。
初めての セブ親子留学 からすでに1年半が経過し、現在娘は日本の小学校に通いながら英検3級の勉強に励んでいます。
この親子留学がきっかけで、私たち親子は今までと違う人生を歩む事になりました。
全く英語に興味がなく話せなかった娘が、今ではフィリピン人の友達と英語で電話をしています。
私がこの留学の一歩を踏み出してよかったと思う瞬間です。
フィリピン・セブ島親子留学を決めた理由
私がフィリピン・セブ島親子留学を決めた理由は、日々の生活にストレスを感じていたからです。
家事、育児、仕事、毎日同じことの繰り返しで「このまま何も変わらないまま、何も挑戦しないまま年をとっていくの・・?」と思うと怖くなりました。
私が本当にやりたい事ってなんだっけ?
そんな事を考えていた時に、どこかで聞いた事のある親子留学の存在を思い出しました。
「後悔したくない!自分の人生をもっと楽しみたい!」と思い、”子供が居るから”という理由で諦めていた、留学を決意!
この時の私の英語レベルは初級でしたが、決意してからもう迷いはありませんでした。
そしてもうひとつの理由としては、その頃娘は英会話教室に通っていたんです。
なかなか話せるようにならず「高い月謝を払う意味があるのか?いつになったら話せるようになるのか?」という疑問がありました。
今思えば、週1の英会話で話せるようになるのは”難しい”と分かりますが、その頃は【英語しか話せない環境】に行ってみたら何か変わるのではとおもい希望を持って留学をする選択をしました。
セブ島親子留学 : 準備と学校選び
まずは、Googleで徹底的に調べましたが、調べれば調べるほどたくさん情報が出てきてかなり混乱しました。
「この学校がいいかな?」
「この学校の方が安いけど何が違うの?」
「この学校の雰囲気はちょっと怖いな・・」
考えても考えても全く答えが出ず、時間だけが過ぎていきました。
今ではインフルエンサー、ツイッター、インスタで個人で配信している方がたくさん居ますが、私が調べたころは本当にそういう方はほとんど居ない状況だったのです。
そこで私は無料の留学エージェントを使うことに決め、いろんな学校の見積もりを出してもらい、その中から最終的に学校を選びました。
なぜセブ島親子留学なのか?
私が親子留学を調べた頃は、セブ島、フィジー、オーストラリアの3つの国がありました。
オーストラリアは予算的に厳しかったので、選択肢は最終的にセブ島かフィジーになりました。そしてこのふたつの国を調べていくうちに授業の仕組みがまったく違うことに気がついたのです。
セブ島はマンツーマンを重視した授業スタイルに対し、フィジーはグループレッスンを重視していました。
詳しく知りたい方は「 親子留学はセブ島?フィジー?比較してみた!私がセブ島を選んだ理由 」からご覧ください。
学校と金額について
私たち親子が通っていた、学校を紹介します。
学校名 | ユニバースイングリッシュ |
期間 | 1ヶ月 |
金額 | 50万円(2人分の授業料、ホテル滞在朝食込み) |
生徒の国籍 | ほとんど日本人 |
先生 | フィリピン人 |
上記の金額以外にかかった費用は、往復の航空券2人分、SSP(学生ビザ)、海外保険、生活費で合計約20万円になります。
学校自体は、ビルの1箇所を借りて運営している日本人経営の学校。
連携先のホテルは自分で選択可能だったので、雰囲気の良いシティスイーツホテルに決めました。
ホテル自体は綺麗だったのですが、外にでると道路がかなり汚く薄暗い雰囲気で少し恐怖を感じたのを覚えています。
その後、セブ島に住んでいる日本人に聞いたところ「そこの地域、あまり治安よくないよ」と教えてもらい、その面ではかなり残念な気持ちになりました。
1ヶ月間何もなく過ごすことができましたが、夜はなるべく2人ではホテルの外を出ないように心がけていました。
エージェントの方は実際に現地にいったことがない方だったようで、その情報を知らなかったのです。
人生を大きく変えるかもしれない、留学。
エージェント選びは慎重にするべきだなと実感しました。
セブ島親子留学 : 1日の流れ
毎日が新鮮で、忙しい1ヶ月でした。
今まで生きてきた人生では味わったことのない気持ち、楽しさ、悔しさ、価値観がかなり変わっていく日々を感じました。
詳しい学校の1日の流れは長くなるため「フィリピン セブ島親子留学1日の過ごし方【写真30枚で紹介します】」からご覧ください。
セブ島親子留学前の英語のスキル
留学後と比較するために、留学前の私たち親子の英語力を紹介します!
留学前:娘の英語スキル
留学前の娘の英語スキルはこちらです。
状況:英会話教室に1年通っていた
- A〜Zまで書けるようになった
- 自己紹介や軽いあいさつができる
- 「How are you?」「I am fine」程度
- リスニングは簡単な言葉だけ聞き取れる
- 「Stand up!」「Please repeat after me!」
海外で通用するようなリスニングスキルは無く、短い挨拶でもゆっくりのスピードでやっと聞きとれる程度でした。
何よりも英語に苦手意識があり、英語を話す事に対して自信がなかったのだと思います。
英語を「楽しい!」と言っていたことは一度もありませんでした(泣)
留学前:親の英語スキル
留学前のわたしの英語スキルはこちらです。
状況:オンライン英会話を週3 くらい・中学文法の勉強終了
- ゆっくり話してくれれば少しは聞き取れる
- 「Why do you study English?」などのシンプルな質問の返答にかなり時間がかかる
- むずかしい話しはほとんど分からない
- 自分の気持ちを細かく伝える事ができない
- 「What do you mean?」は覚えて連呼
私自身は、英語を話したいという気持ちはあるものの、なかなか話せるようになるまではほど遠いようなレベルでした。
オンライン英会話 を週3回くらいやっていたので、留学前には簡単な自己紹介ができました。
親子留学 : 授業内容について
授業スタイルは自分で選べたり、学校によって違います。
娘と私は別々でマンツーマンの授業を受けていました。
私たち親子がどんな授業を受けたのか、紹介していきます。
娘の授業スタイル

- アプリを使用して娘の興味を引いてスピーキング力を伸ばす
- ゲームをして自然に英語に触れる
- 先生とすきな映画を見る
- 課外授業でゲームセンターで先生と英語を使って遊ぶ
- 自己紹介動画を撮り、スピーキングの練習
娘が飽きないように、娘の好きそうなアプリのSNOWを使った遊びや、物隠しゲームをして遊んでくれていました。
じっとしていることが嫌いな性格だったので、午後からは課外授業を選択し、店員さんと話したり、現地の子供達と遊びながら、実践的に英語を学びました。
大人の授業スタイル

- 私の好きそうなトピックを話すフリートーク
- 家族の話や自分のことについて答えるQ&A
- ゲームをして単語力を増やす勉強+発音
- だいすきな恋愛トーク(笑)
私はとくに試験対策がしたかったわけでもなかったので、とにかくスピーキングスキルを身に着ける授業をお願いしました。
一番よかったのは、恋愛トークです(笑)
自分の話したい話題がたくさんあったので、「この先生にもっと伝えたい!」という気持ちが私のやる気を奮い立たせてくれました。
文法は嫌いなので一切やらずに、とにかく好きなことだけに集中しました。
リスニングは初めの2週間は全くわからずに苦痛!の2文字でしたが、2週間を過ぎた頃から自然と聞き取れるようになったのです。
毎日6時間も英語を聞いてたら、耳が慣れるんだな・・・と実感しました。
セブ島親子留学後の英語スキル
1ヶ月のセブ親子留学で実際にどれくらい英語が伸びたのか?
本当に効果があったのか?
留学後のスキルについて紹介していきます。
留学後:娘の英語スキル
留学後の娘の英語スキルはこちらです。
- 簡単な単語が書けるようになった
- 単語をつなぎ合わせて会話をしようと努力するようになった
- 英語への苦手意識がなくなって、英語を使ったゲームを先生と楽しめるようになった
娘の英語力は、かなり伸びた!とまではいきませんが、何よりも大切なことは英語を好きになる事、自分から話そうと思うことだと気がつきました。
先生がアプリを使って娘に英語を話す楽しさを教えてくれていたのが、大きいと思います。
英語力よりもそのスキルが付いたことに大満足でした。
そのおかげで、娘は帰国後も英語の勉強を続けることができています。
留学後:親の英語スキル
留学後の私の英語スキルはこちらです。
- リスニング力がかなり上がった
- 自分の伝えたいことを簡単な文章で伝えられる
- 自信をもって英語を話せるようになった
控えめに言って、1ヶ月で英語力がかなり伸びました。
もちろん1ヶ月でペラペラに、なんて夢のような事はありません。
ですが自分の英語が伝わり、一つの話題について先生と話せるようにまでなり、自分の気持ちが伝わった時はすごく嬉しかったです。
英語をこれからも頑張ろう!もっと話せるようになりたい!というモチベーションになりました。
セブ島親子留学 を終えて
私はずっと子育て、家事、仕事の生活に追われ、狭い世界の中で生きてきました。
セブ島に行き、たくさんの人に出会い、たくさんの価値観を学び、英語だけではなく大切な気持ちを取り戻す事が出来ました。
たった1ヶ月、30日。
それでも今まで生きてきた人生の中で、何にも変えられない素敵な時間だったと思います。
自分らしく生きることを楽しんでいるフィリピンの人達を見て、もっと自分らしく生きていい、娘にも自分らしく生きてほしいという想いが強くなりました。
母親だからこうしなきゃと生きてきた自分の人生が、自分が幸せだと思える道を選ぼうという気持ちに変わったのです。
初めての海外の娘。
初めてのローカルな雰囲気。
初めての海外のご飯。
慣れない環境のせいもあり、娘のわがままはいつもの倍になっていました(笑)
それでも、少しずつ環境に合わせようと頑張っている娘をみて私も頑張ろうと思えたのです。
本当に行ってよかったなと思います。
これからセブ島親子留学を検討されている方へ
今、あなたがこの記事を見ているという事は、何か悩んでるからだと思います。
「子どもを連れて海外留学なんて不安・・・」と思う方もいると思います。
ですが実際には、家政婦さんのいる学校、3食付きの学校もありますし行ってみると想像とは違った世界が広がっています。
こんなステキな体験は日本ではできないと、私はこの留学で感じました。
海外に出ることで自分も子供も一緒に成長する事が出来て、更に絆が深まります♪
まとめ:セブ島親子留学はおすすめできる
私は本当にセブ島に感謝しています。
留学していた時の先生とは、1年半たった今でも仲良しです。
経験したからこそ、私は本気で親子留学をみなさんに勧めることができます。
