英語の勉強を始めてもうすぐ6年。英語学習を始めた時をもう思い出せないくらい「英語に触れることが日常」になった。
学生の時は200人中180位くらいで、頭も悪くて、さらに18歳で出産してシングルマザーになってからは勉強なんてする暇もなかった(勉強する気がなかった…が正しい)それでも学歴も、特技もない自分を変えたくて25歳のときに親子で始めた英語学習。
……3年後には親子で英会話ができるまでに成長。
とにかく英語が話せるようになってから人生が変わった。
そこで今回は私が英語を話せてよかったと感じた瞬間ベスト10を紹介します。
1.外国人の存在を恐れなくなった

正直、英語が話せないときは、街中で出くわした外国人と目が合えばそらしてしまうし、心の中で「話しかけないで!」と願うレベルだった。
それでも今は外国人を見るとなんだか嬉しくなる。別に話しかけたりはしないけど、彼らが話してることが理解できるし、なんだか距離感が近くなったと感じるから。
その感情が自分の自信にもなるし、話しかけてきたら「答えられる」という確信が持てるのもうれしい。
自分がバージョンアップしたような感覚になれる。
2.洋画を本当の意味で理解できた

英語を学ぶ前は、洋画は吹替版で見ていた私。(字幕を読むのがめんどくさくて)それはそれで楽しかったけど、やっぱり俳優さんのリアルな声で、英語の意味を理解しながら見るのとでは天と地の差がある。というのも、日本語と英語は全く別の言語だからだ。
完璧に直訳はできない。だから英語のまま理解すると、映画を作った監督が伝えたかったメッセージがよりクリアに理解できる。
これは説明するのがちょっとむずかしいけど、とにかく洋画の見方が変わった。
やっぱり本当の声で聞いた方が数倍楽しい。
3.自分に合う友達ができた

私は昔は友達は多い方だった。ただ多いだけで本当に心を許せる、価値観の合う友達がいたかといえば答えはNO。どこか周りの人とは合わない…と心の奥底で感じてたし、それが普通なのか、合わせるしかないのか、と思ってた。
でも英語を学んでいく中で、出会う人が180度変わり、外国人の友達が増えた。そこで本当に自分の価値観に合う友達と出会えた。
彼女はフィリピン人で国籍、生まれ育った環境、年齢は一切違うのに、考え方、大切にしている価値観が同じで自然となかよくなった。
日本人の友達は減って、今はもうほぼ友達はいないけど(笑)
本当に心から信頼できるたった1人の友達に出会えただけで、英語が話せるようになった価値はある。
4.自分に自信がついた

学歴なし、特技なし、自分の見た目に自信もなく、よく周りと比べてた。それでも英語が話せるようになってから、アメリカ人と話せるようになり、洋画も英語字幕で見れるようになったり、とにかく昔の自分では想像もできないことが出来るようになった。しかも英語を話せるようになるのは簡単ではない。
今まで泣いたり、怒ったり、悔しい思いしたりしながらも、1年…2年…そして6年続けた。
6年も続けたことなんて、人生で一度も無かったから、完全に自分に自信がついた。
それから学歴がないことに引け目を感じてたけど、TOEIC800点も取れたし、今の自分には誇りを持てる。英語のパワーはすごいと感じた。
5.海外旅行がたのしい

ありきたりな回答かもしれないけど、海外旅行が楽しい。といっても英語を話せるようになってからフィリピンしか行ってないけど(笑)
店員さんに値段交渉はできるし、ローカルの人と仲良くなると一緒に写真とろー!ダンスしよー!ってなるし、とにかく海外旅行の濃さが倍になる。思い出が深いものになる。
さらにホテルで問題が起きても、焦る必要もない。英語で電話するのはかなりハードルが高いけど、英語を話す練習を日々していればへっちゃら。
海外旅行が楽しくなった上に、問題も解決できるスキルもあるから、海外旅行がとにかく、楽になった。
6.悩み解決法が無限になる

悩んだときに友達に相談したり、ググることもあると思う。それでも日本の友達や、日本のサイトだけを見ていたら考え方が似てるから、解決法も似たようなものが出てくる。
そうなると本当の意味で悩みに合う解決法が出てこなかったり、偏った考え方からは抜け出せない。
でも英語ができれば、英語で悩み検索ができる。YouTubeで世界的に有名な人のスピーチを聞いて、自分の視野を広げることもできる。
偏った考え方から抜け出せて、自分が本当に求めてた解決法に出会えることがある。英語ができれば、情報量は無限大になる。
7.家族&友人を助けることがでる

英語を学ぶ人が増えてきてる世の中。私の19歳の妹も英語を学んでるし、娘も英検2級に励んでるし、友達の子供も英語を話せるようになりたいと言ってる。
そんな時に相談されるのも嬉しいし、助けられるのもかなり嬉しい。妹の宿題を手伝ったり、娘といっしょに勉強したり、英語のことで悩んでいる人を助けられて、ありがとうと言われるのは幸せな気分になるもの。
お礼を言われるときにいつも、「あ〜英語ができてよかったな」と心の底から思う。
8.夢が広がる

元々夢なんて何も無かった。シングルマザーになってから生活スタイルが子供中心になったし、仕事も忙しいし、夢を持つことすら馬鹿馬鹿しいと思ってた。
それでも英語が話せるようになったことで、自分の可能性を信じられるように。
30歳になるまでに、他の国で働くという夢も叶ったし(元々セブ島で働いてた)、親子で留学も行けたし、英語を使ってYouTubeを始められたし、やりたいと思うことがめちゃくちゃ増えて、それが夢となって、どんどん希望が湧いてくるように。
今後の夢は、積み立てNISAで資金を貯めて、世界一周旅行に行って次に住む場所を決めること(笑)それまでは英語力維持しつつ、お金を稼がねば。

9.趣味が増えた

英語を始める前の趣味は、お酒を飲むこと(笑)いや、もうあんなの趣味とは言えないレベル。趣味ではない。ただのお酒好きな人でした。でも今思い返せば、別にお酒が好きだったわけではない。
夢中になれるものがなかっただけだ。だって英語が出来るようになってから、お酒を飲む回数は年に数回程度になったから。今はほとんど飲まないし、飲みにも行かない。それは趣味が増えたから。
英語ができるようになって、視野が広がって、「もっと違うことも試してみたい」という気持ちがどんどん湧いてきた。
そして今の趣味は、読書(ビジネス&自己啓発)、YouTube(海外ブロガー)、英語ラジオを聴く、海外の朝食を作る、絵を描くこと、オンライン英会話、日記を書くこと。
まだまだやりたいことは山ほどあるけど、こんなに子供の頃のような好奇心が戻ってきたのは、英語学習を始めてから。ほんと英語に感謝。
10. 自分の体型に自信が持てるように

最後の最後に何の話?と思うかもしれないけど、昔は自分の体に自信がなかった。今も自信があるとは言えないけど、嫌いじゃないし、受け入れている。
日本人の理想の女性象って細くて、白くて、スベスベみたいなイメージが多い。モデルさんに多様性もないし、みんなとにかく細い。でも私はどちらかというと、筋肉質。がっちりしてる。
それがどうしても嫌で、何度も過激なダイエットをしてきたけど、英語ができるようになって、インスタでフォローしてた日本人のモデルさんは全部フォローを外した。
それから海外のインスタグラマー、モデルさん(ナチュラル系の)をフォローするようになったら、自分の体型も「悪くないんじゃないか」と思えるように。むしろ少し筋肉質の方が、外国人からはモテる(笑)以上。
最後にメッセージ
ここまでみていただいてありがとうございます。英語が話せなかったら、今まで紹介した10個の出来事は起きてなかったと考えるだけで鳥肌…
ただ私が伝えたいのは誰でも、何歳からでも英語は話せるようになるということ。
頭のよさ、学歴、母親、とかそういう立場は1ミリも関係ない。大切なのは「あなたが英語を話したいのか」という気持ち。
その気持ちさえあれば継続できるから。
