はじめまして、元セブ島在住のHITOMIです。
現在は日本に帰国していますが、娘が小学2年生の冬に、日本の小学校からセブ島の小学校に転校した経験があります。
そこで今回は、学費、入学方法、授業内容などを紹介していきます。
学校によって多少システムは違うので、参考までにご覧いただけたらと思います♪
セブ島 : 学校の種類
セブ島には、公立の小学校、私立の小学校、インターナショナルスクールがあります。
公立の現地の学校は、フィリピン人のみが通える学校なので、日本人は私立かインターナショナルスクールかのどちらかを選ぶことになります。
ちなみに娘が通っていた学校は、Sage Prep Schoolhouseです。
現在は校舎が移動するということと、コロナの影響でリモート授業のみです。
セブ島インターナショナルスクール : 必要書類
入学するために必要な書類があります。
学校によって異なるため、事前に学校に連絡するといいでしょう。
娘の学校では、戸籍謄本、今までの通知表の英語で翻訳されたものが必要でした。
翻訳は自分で行うのではなく、専門の会社に頼む必要があります。
セブ島インター:費用
結論から言うと、合計約40万円(年払いの場合)
授業料
年払いの場合 | 約22万円 |
半年払いの場合 | 約13万円×2 |
必ずかかるその他の費用
雑費(行事や音楽クラスなどの費用) 約5万円
その他にいる金額 約13万円
(学生ビザ(SSP)や、登録費用、教師育成資金、制服、体操服、その他文房具など)
2年目は登録費用や制服費用がかからないので多少安くなります。
セブ島インター : 入学方法
私は突撃訪問したので参考にならないかもしれませんが、突撃訪問でも大丈夫ということは確認できました。
実際に行きたい学校を事前に探し、英語でメールを送り訪問するのが一般的です。
ですが、不安な方は学校訪問サービスをやっている、語学学校に先に留学するのもひとつの方法ではあります。あとは、セブポットという会社で付き添いをしてくれるサービスも行っているそうです。(現在はコロナの影響でやっていません)
事前にメールをした方は学校に行き、詳しい話を聞きます。
この時はもちろん全て英語です。
私は英語が少ししか分からなかったので、説明の書いてある紙を家に帰ってグーグル先生に聞きながら翻訳していました(笑)
入学前にはレベルチェックテストがあります。
1時間程度で終わりました。

算数と英語だったよ
英語力のなかった娘はテスト中困った顔をしていたそうですが、先生がそれに気付いてヒントをくれたり結構ゆるかったみたいです。
始まる前は緊張していましたが、笑顔で戻ってきました。
結果はこの通り。


英語37%、算数61%でした!
日本では2年生でしたが、英語力の関係で1年生からにしたほうがいいと言われ学年を落として入学しました。
テストの点数で入れないということはなく、見合った学年にいれられるという形になります。
学校によっては語学力が必要な学校もあります。
セブ島インター : 学校生活は?
この荷物を毎日持って、バイクに乗って学校に行っていました。
ジプニーやタクシーで行くことも出来ます。
鞄自体はキャリーバックでもリュックでも何でもいいのですが、フィリピンの小学校に通う子供たちはみんなキャリーバックを持っています。
そうなると自然と「ママ!私も欲しい!」となるんですよね〜(笑)
日本とは違い、小学校でも毎日送り迎えが必要です。
送迎は家政婦さんに頼むこともできますが、その場合は事前に学校に申請が必要になります。
朝は7時半までに学校に行き、15時にはお迎えでした。
午前と午後に1日2回のスナックタイムがあり、毎日2つのおやつを持参します。



一番大変だったのは、毎日のお弁当
作ることがめんどくさい日は娘にお金を持たせて、学校にある売店で80ペソ(160円)程度でフィリピンのローカルフード買って食べてもらうこともありました。
セブ島には日本のような、おしゃれなお弁当箱はありません。フィリピン人はタッパーや袋にいれてお弁当を持ってきていました。
中でも軽くて上部なアルミのお弁当箱を選ぶといいでしょう。
保冷剤と一緒に持ち運ぶとしっかりと冷えます。
保冷のしっかりできる水筒もセブ島で探したのですが、なかなか見つかりませんでした。
友人がセブ島に来るときに持ってきてくれたので何とかなりましたが、日本で買っていく事をおすすめします。
そして、セブ島は常夏なのですごく暑い!
少し大きめのよく冷える、水筒を持たせてあげると安心です。
関連記事 子連れセブ島は水に注意!フィリピンセブ島の水事情【まとめ】
国籍は?
想像よりも日本人が多くてびっくりしました。
フィリピン人、韓国人、インド人、中国人など多国籍でした。
授業内容は?
算数、英語、タガログ語、理科、音楽、社会、パソコンの授業があります。
英語が分からない時は、日本人の友達が教えてくれることもあり、普段は日本語禁止ですがこういう時に助けられてストレスなく授業を受けられたようでした。
音楽クラスは毎週金曜日のみで、楽器は自分で選択出来ます。
娘はバイオリンを選択したので、結果バイオリンを買うことに(笑)
と言っても、1万円程度で買うことが出来たのでかなり安かったです!
先生は?
先生はフィリピン人です。
日本とは違って、基本的に若い女の先生が多い印象!
ですが授業もしっかりやってくれて、こまめに連絡もくれるような先生だったので心配なことは特にありませんでした。
セブ島インター : 良かった事
英語力の伸びはすごく感じました。
2ヶ月で自分の言いたい事を全て英語でフィリピン人に話している姿をみて、本当に関心しました。
いきなり現地の小学校に放り込んだにもかかわらず、友達もたくさん出来て環境に適応している姿をみて本当に嬉しかったです。
そして自分を表現する楽しさに気づいて、自信満々になっていく娘を見るのが日々の楽しみでした。
セブ島インター : 大変だったこと
入ったばかりの時に、日本人の女の子にいじめられて学校にいきたくない!と泣いていた時期がありました。
いじめられた内容は英語が話せないこと、英語の発音が変ということ。
気にしなくてもいいよ!と話しを聞いていましたが、2週間くらいはずっと落ち込んでいて、実際に学校も何回か早退したり、休んだりしました。
このままじゃだめだ!と思いまずは先生に相談し、その子と距離を置いてもらうことにしました。
少し経つといじめはなくなり、なぜかその子と仲良くなっていたので子供ってそんなもんか(笑)
と思いつつも、親としても本当に毎日大変でした。
セブ島インター : 日本との違い
日本とセブ島の小学校は、本当に違う!
“みんな一緒に“という概念はないので、一人一人の個性をお互いに尊重し合っています。
オシャレ出来る
ネイルや、アクセサリーがOKなので学校といっても、自分の好きなものを身につけていました。
友達とお揃いのカチューシャを買ったり、とにかくおしゃれを楽しんでいる娘が凄く可愛かったです!
日本だったら学校はオシャレするところじゃない!と怒られそうですね(笑)
[st-kaiwa1]こういう文化日本にもほしいな・・・無理なんだろうな・・・
イベントが多い
セブ島の小学校には、日本には無いイベントが沢山あるんです!
パジャマパーティー、音楽コンサート、学校でキャンプ、イベントに合った服装で登校、学校でデザート作ったり、その他にもいろいろあります。
親はいろいろ準備がいるので大変ですが、子供からしたらすっごくいい思い出になると思います。
セブ島のインターナショナルスクール : まとめ


セブ島小学校のイメージは湧きましたか?
実際に通ってみると日本との違いにびっくりすると思います。
日本にいる時に、娘が図工の授業で先生に「みんなと同じにしなよ」と言われたことで、デザインを変えたという話を聞いた時に、このままじゃだめだ!娘の個性がなくなってしまう!と怖くなりました。
セブ島ではみんな違って、みんないいが本当に存在するんです。
娘が自分を表現する素晴らしさを知った事、英語が話せるようになったこと、恥ずかしがり屋の性格がかなりオープンになったこと、は私達親子にとってかけがえのない財産になったと言えます。
今はコロナの影響で転校をすることは難しいですが、それまでに子供の英語力を伸ばすこと、子供を英語に慣れさせることに集中することをおすすめします。

