いつも心に余裕がなくて、子供に当たってしまいます。頼れる人が周りにいなくて、わたしが体調不良の時は地獄です…。
そんな悩みを抱えている方もいると思います。
シングルマザーになると自分で決めたからといって、家事、育児、仕事のすべてを1人でこなすことは決して簡単ではありません。
私も小学5年生の娘を持つシングルマザーなので、子育ての辛さはとてもよく分かります。
子育てをしてきた10年の間で何度も「つらい…」と思い、逃げ出したくなった事もあります。
ですが今は少し意識を変えただけで、前向きに生きれるようになったんです。
そこで今回は、シングルマザーの子育てが辛いと感じる瞬間と、シングルマザーの子育てが楽になる5つの解決法をいっしょに紹介していきます!
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シングルマザーの子育てが辛いと感じる5つの瞬間
シングルマザーであれば、一度は「辛い。逃げたい。」という気持ちになった事があると思います。
1人で子育てをしていると「こんなに悩んでいるのは、自分だけかもしれない…。」と悩んでしまいます。
今悩んでいる方が少しでも、この記事を読んで「私だけじゃないんだ」と思い、心が軽くなってくれることを願います。
①頼れる人が近くにいない
頼れる友人や親族が近くにいないと、体調を崩した時や、急な仕事の用事が入ったときに困ります。
子育てや家事に休みはないので、体調が悪くても寝込むわけにはいきません。
私自身、とにかく風邪を引かないようにと、健康オタクになった時期もありました(笑)
それくらい頼れる人の存在は、シングルマザーの生活に欠かせません。
②収入が少なく子供の将来が心配
シングルマザーの収入は少なく、十分な貯金をできる人は少ないです。
その理由は、働ける時間が限られているので正社員になりづらく、子供の体調によっては仕事を何日か休まなければいけないからです。
とくに子供が小さい時はよく風邪をひきますよね…。
もし将来子供が「1年留学したい!」と言い出しても、気持ちよく送り出してあげられるような金額を貯金することは簡単ではありません。
ちなみに私の娘は「海外の高校に行く」と言っているので、もうすでにお金のことが心配です…(笑)
③子供が愛情不足になっていないか不安
やることが多く、いつも忙しいシングルマザー。
お父さんがいない分、子供が”親”と過ごす時間は自然と少なくなります。
なのでママは「愛情足りてるかな…?」と不安になってしまいます。
私は娘に「パパが欲しい!遊んでくれるひとが欲しい!」と言われたことがありました。
その時は申し訳ないという気持ちはありつつも、どうすることも出来ない現実に落ち込みました。
④余裕がなく子供に当たってしまう
シングルマザーには、余裕がありません。
朝起きて、洗濯や子供の準備を済ませ、自分の身支度をし、仕事へ行かなければならないからです。
時間や心に余裕がない時に子供がゆっくり行動していると「早くしてよ!」と怒ってしまうこともあると思います。
私自身、朝に弱くいつもギリギリで、マイペースな娘にイライラして怒ってしまった経験が何度かあります。
そしていつも怒った後に「また怒っちゃった…」と自己嫌悪に陥っていました。
⑤1人の時間がほとんどない
シングルマザーは常に子供と過ごしているため、1人の時間が少ないです。
もちろん、子供と過ごす時間は幸せな時間なのはわかっています。
分かってはいても時には1人になって考えたり、自由になれる時間が必要だったりします。
とくに切羽詰まっている時は「1人になりたいな…」と感じることが多いです。
シングルマザーの子育てが楽になる5つの解決法
シングルマザーの子育てがどんなに辛くても、向き合わなければいけないのが現実。
ですが、そんな「子育て」がすこしでも楽になったら嬉しいですよね。
これから紹介するシングルマザーの子育てが楽になる5つの解決法が少しでも役に経つと幸いです。
①完璧を捨て、手を抜く
シングルマザーは、子供に引け目を感じさせないように「完璧なママになろう!」「父親役もしなきゃ!」といつも一生懸命です。
とても素敵なことですが、ストレスを溜めないためにも時には肩の力を抜いてリラックスすることが大切♪
大切なマインド
- 洗濯めんどくさいから明日まとめてやろ!
- お風呂洗ってないしシャワーですませよ!
- 今日の夜ご飯は、お弁当買ってこよっと!
- 洗い物終わってないけど、眠いからねよ!
このような考え方をするのは、完璧に頑張ってきたママにとっては難しいかもしれません。
ですがいつも頑張っているママだからこそ、ストレスなく過ごして欲しいと思います。
「手を抜く」ことは決して悪いことではなく、自分を守る事です。
②少ない時間で子供に愛を注ぐ
やることが多くていつも忙しいシングルマザーは、子供と過ごす時間が少なく「子供への愛情、足りてるかな?」と心配になってしまいます。
ですが、短い時間でもしっかりと子供に愛情を注ぐことはできます。
・子供の好きなことに興味を持つ
・スキンシップを大切にする
・子供にお手伝いをお願いし感謝する
・「いつでも味方だから」と伝えておく
このようなものがあります。
子供は「ママはいつも自分のことを気にかけてくれてるんだ。必要としてくれてるんだ。」と思うと、心が満たされて愛情を感じます。
過ごす時間の長さではなく、ひとつひとつの行動や言動をすこし変えるだけでOKなんです♪
③子離れし親も自立する
シングルマザーは1人で子供を育てているので、子供との距離が近くなりがちです。
子供こそ我が人生と考えてしまうと、つい全てのことに口出しをしたくなってしまいます。
ですが、子供を少し離れたところから見守り、適切な距離を保つことで「自分で出来る子に育てる」ことができます。
そうすると、自然とシングルマザーの負担も少なくなるんです。
自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方は私がKindleで何度も読み返している子育て本です。
子供を”自分で出来る子”に育てるための具体的な声かけ方法が紹介されています。
子供とのちょうどいい距離を保つことが苦手な方にとって、子供に対する考え方が変わる本です。
④他人の子育てと比べない
最近は、友人やママ友の子育てだけでなく、SNSでも他の人の子育て情報が分かるようになりました。
以前よりも簡単に他人と比べることが出来てしまい「自分の子育てはだめだ…親失格だ…。」なんて思ってしまう方もいると思います。
私自身、いつも笑顔でやさしいママを見ると、いつもガミガミ怒っている自分が情けなく感じます。
ですが、結局人は人!です。私たちの見えている部分だけでは実際の生活はわかりません。
自分が心地いいと思える子育てが、あなたの正解の子育てです。なので誰かと比べなくても大丈夫ですよ。
⑤ママも「自分の人生を生きる」
シングルマザーは家事、育児、仕事、人間関係に忙しく「これやってみたいな…」と思ったことでも「時間ないし…」と諦めてしまうことがあります。
つい自分のことは後回しで、いつの間にか、自分の人生から”私”がいなくなってしまっています。
ですが、あなたの人生を生きられるのはあなただけです。「やってみたい」と感じた事を後回しにしていると、いつかそんな好奇心までなくなってしまいます。
自分の好きな事、昔好きだったけど諦めたことがあれば、是非今からでも挑戦してみてください。
何かに夢中になっているママの姿は、子供にもいい影響があります。
日本のシングルマザーは頑張り過ぎ?フィリピン流の子育てがすごかった!
ここからは少し私の体験談を紹介させていただきます。私がシングルマザーとして、子育てに悩んでいた時に、フィリピンに訪れる機会がありました。
そこで私は衝撃を受けました!
どこに出かけてもフィリピン人が子供の面倒を進んでみてくれるんです。
ご飯を食べに行ったときは、気付いたら子供が店員さんと遊んでいたり、スパに行けば、当たり前かのように面倒を見ててくれます。
ドーナツ屋さんでは、無料で娘にドーナツをくれましたこともあります。もちろん、私はしっかりお金を払いましたが(笑)
その優しさと、子供がいても気軽に出歩けられる環境に感動しました。
そしてフィリピンの方に、なんで子供にこんなに優しくしてくれるのか聞いてみると、
「私たちは兄弟が多いから、上が下の兄弟の面倒を見るのは当たり前のことで、子育ての大変さを理解しているの。
だから子育てはママだけの仕事じゃなくて、みんなで育てるものだと思ってる。」
と言っていました。
この言葉が「シングルマザーなんだから、しっかりして1人で頑張らなきゃ!」という私の考え方を変えてくれました。
セブ島親子留学も経験しているので、興味がある方は「【体験談】小1の娘とはじめてのセブ島親子留学 !費用や英語力の成長は?」をチェックしてみてくださいね。
シングルマザーが楽になる考え方まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日のまとめをチェックしていきましょう。
①完璧を捨て、手を抜く
②少ない時間で子供に愛を注ぐ
③子離れし親も自立する
④他人の子育てと比べない
⑤ママも「自分の人生を生きる」
今回の記事は以上になります。
少しでもシングルマザーの方の子育ての辛さが、和らいでくれたら嬉しいです。